ここでは、ロボアド「ON COMPASS(オン コンパス)」について解説します。
ON COMPASSは、松本大(まつもとおおき)CEOを務めるマネックス証券が提供しています。松本大CEOは、ゴールドマンサックス、ソロモンブラザーズで大成功し、その後、巨万の富を放棄し、証券会社を創業しています。
ON COMPASSとは?
ON COMPASSは、マネックス アセット マネジメントが運用するロボットアドバイザーです。
マネックス証券からON COMPASSという名前で提供しています。
マネックス証券は、先進のテクノロジーを活用し、業界最安水準の手数料となる証券会社です。
ロボアドのON COMPASSは2016年9月から運用が開始しています。
ON COMPASSは、日本と海外のETF(上場投資信託)で運用します。
現役世代の資産運用(ためる)、大きな予算に向けた資産運用(そなえる)、老後の資産運用(楽しむ)の3タイプから「8段階のリスク許容度」で選択可能です。
ロボアドで最も少ない1,000円の投資額から利用可能で、手数料は0.991%未満(税込み、投資金額に応じて)です。
証券会社として、資本金が122億円と基盤が厚いので、ロボアド利用者としても安心です。
特徴
強み(メリット)
- 1,000円から資産運用が可能と元手が少なくてもはじめられる。
- 単に「貯める」だけではなく、老後の切り崩し、学資ローン代わりの「切り崩す」「貯めながら、使う」といった資産運用ができる
- 複数の資産運用コースが同時選択可能
- マネックス、セゾン、バンガードから強力なバックアップを受け、大不況・大ショック時には、ベンチャーロボアドに比べ、心配が少ない。
他に劣る点(デメリット)
ほとんど差はありませんが、あえて上げるとすると、
細かい設定ができる分、全く何もわかない初心者だと、少し運用に手間取るかもしれません。マネックス証券自体に玄人が多い傾向。
動画で解説
詳細スペック
現在の運用結果
はじめて1,2か月ですが運用益が出ているようです。
ただ、初めて1ヶ月ほどでは誤差みたいなものですが。
運用画面(Webブラウザ)
スマホアプリもありますが、ここでは、Webブラウザでログインして運用状況を確認しています。
(スマホアプリは、「MSV LIFE」という名前で提供されています。
実現損益画面(総合トップ)です。
現在の運用資産の時価評価額と損益が確認できます。
当初に設定した目標額までの進捗率もあわせて確認できます。
ON COMPASSでは、複数の運用プランを試すことができます。
プラントップ画面です。
いずれかの運用プランを選択して、運用状況を確認します。
運用戦略レベルは「7」で運用しています。
「1」は値動きが小さく安定型、数値が大きいと、値動きが大きく下がった時のリスクも大きいです。
シミュレーション画面です。
時間とともに記載される運用額が表示されます。
運用戦略画面です。
商品ジャンル別の投資状況が確認できます。
国別や地域別でも投資状況が確認できます。
特定の国で地震・災害・紛争が起こったときでも分散されていてリスクを抑えられています。
組み入れ銘柄画面です。
さらに詳細に投資している商品について構成比を確認できます。
世界の株、債券、リートに投資しています。もちろん自動です。
投資利益画面です。
過去入金や積み立て状況を確認できます。
資産状況を確認する際は、定期的にメールで届く、運用報告書か、PCでの確認がよいかもしれません。
はじめ方
公式サイトまたはスマートフォンアプリをダウンロードして、まずは無料診断からスタートしてください。
口座開設は、質問事項の回答、本人確認書類のアップロード、ハガキの受取で完了し、入金して開始できます。
まとめ
さいごに、ON COMPASS の要点についてまとめると、
- ON COMPASSは、日本とアメリカの大手金融機関が共同出資して設立した投資顧問会社が運用するロボアド
- マネックス証券からON COMPASSという名前で提供
- マネックス証券は、先進のテクノロジーを活用し、業界最安水準の手数料となる証券会社
- 2016年9月から運用開始。
- 日本と海外のETF(上場投資信託)で運用
- 現役世代の資産運用(ためる)、大きな予算に向けた資産運用(そなえる)、老後の資産運用(楽しむ)の3タイプから選択
- ロボアドで最も少ない1,000円から利用可能で、手数料は年間0.991%未満(税込、投資金額に応じて)
- 証券会社として、資本金が122億円と基盤が厚いので、ロボアド利用者としても安心
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