投資初心者ミナ
- 株を選んでいる時間がない…
- 自分の代わりに、プロに安全に資産運用してもらいたい!
- 手軽に分散・長期投資をはじめたい!
という方には、フォリオ(Folio)の「おまかせ投資」がよいかもしれません。
投資初心者ミナ
この記事は、豊富な投資経験を持つ「ちえじぃ」と「ミナ」でお送りするWebメディアです。今回は、フォリオのロボットアドバイザー「おまかせ投資」について解説していきます。
フォリオは、LINEとの連携や松本人志さんのTVCMなどで話題になっていますが、実際に使ってみた感触やメリット・デメリットなどお伝えしていきます。
ベテラン投資家ちえじぃ
資産運用をあなたの代わりに「プロのアルゴリズム」を使って分散投資します。初回に診断機能を使うことで、取るべきリスクも教えてくれます。これは実に使いやすい!
それでは、さっそく「おまかせ投資」を見ていきます!
先に、フォリオの詳細が見たい方はこちら
テーマ投資について知りたい方はこちら → テーマ投資体験
目次
最近、LINE投資やテレビCMで話題になりました。
フォリオは、LINEと提携して、注目を集めつつありますが、2018年12月クリスマスからTVCMがスタートして、さらに認知度があがってきています。
テレビCMは、お笑い芸人の「松本人志」さんが出演しています。『人工知能篇』、『ドローン篇』、『VR篇』があって、投資の説明は、ほとんどないシュールなCMになっています(笑)
テレビCMはこちら(15秒)「ドローン篇」
フォリオってどんな会社?
フォリオは、比較的若い2015年12月に設立されたオンライン証券会社です。
「資産運用をバリアフリーに。」という使命を掲げて、「誰もが資産運用を簡単に始められ、そして楽しく続けられるサービス」を目指してプラットフォーム開発しています。
フィンテック業界(金融+テクノロジーを融合した新業界)でも注目度は高く、2018年10月に、世界的に注目されるフィンテック企業「2018 Fintech 100」に選出されています。その中で「影響力の大きい50」に選ばれていて、フィンテック業界で世界的にも勢いのある会社です。
2015年に社長の自宅からはじまり、いまは九段下の素敵なオフィスで約60名規模の少数精鋭でフォリオを運営するベンチャー企業です。
また、2018年1月に、LINEやゴールマン・サックスから追加で約70億円の資金を調達してどんどん成長、そして開発を進めています。合計の資金調達は、91億円になるそうです。
社長ってどんな人?はこちら
「テーマ投資」と「おまかせ投資」の2つのラインナップ
フォリオには「テーマ投資」と「おまかせ投資」の2つのラインナップがあります。
テーマ投資については、こちらの記事で解説していますので、参考にしてください。
フォリオ(folio)15ヵ月運用してレビュー!テーマ投資とは?実績・評判・口コミをチェック今回は、「おまかせ投資」について解説していきます。
「おまかせ投資」とは?
フォリオの「おまかせ投資」とは、ウェルスナビ、テオなどと同じ「ロボットアドバイザー(略して、ロボアド)」というジャンルです。
最近は、テレビCMもやってる「ロボアド」とは、金融庁がお勧めする「長期・分散・積立」の投資を自動的に行ってくれる投資サービスです。
コレは、もともと資産1億円以上の富裕層に向けて提供されていたサービスなのですが、テクノロジーの進化で、10万円からはじめられるようにシステム設計されています。
あなたが「長期・分散・積立」が良いのは、わかっていても実際に自分でやるとなるとかなり骨が折れますし、最適な比率を計算するのも難しいです。ロボアドは、そんな様々な手間をシステムによるアルゴリズムで実現・運用してくれます。
投資初心者ミナ
自分で資産運用する手間
もし、ロボアドを使わずに自分で運用となるとどんな手間がかかるか考えてみました。
投資初心者ミナ
1.運用計画
さて、何に投資する?
自分の資産を株なのか、国債なのか、不動産なのか、金なのか、どういった形で分散投資するか運用計画を立てる必要があります。知識がなければ、本で運用計画の策定方法を学ばなければなりません。これはかなり時間がかかる作業です。
2.金融商品の選定
どの株がいいの?
株を買うにしても、投資信託を買うにしても、膨大な商品があります。それらを比較して、本当に良いものを良いタイミングで購入するのは、さらに骨の折れる作業です。当然、商品選定の知識も必要です。
難しい用語も並びますので、それらの意味を理解する必要がありますが、会社員の方には、なかなかそういった時間も作りづらいかもしれません。
3.商品の購入
あれ、どこで買うの?
株を買うには、証券会社に口座を開く必要があります。証券会社によって、手数料もサービス内容も違うので、選定が必要です。
また、いざ講座を開いて買うタイミングになっても、株も成行で買うのか、指値で買うのか、悩みどころです。また、ゴールドを買うのであれば、そもそも、どこで買うことができるのかというところから調べないといけないかもしれません。
4.資産のモニタリング
毎月、株価をみる時間ある?
商品が買えて、いざ、資産運用がはじまっても、相場の変動によって、分散のバランス(構成比)か変わってしまいます。分散投資は、バランスが崩れてきたら、改めて、バランスを整えなければいけないので、日々、資産の状況をウォッチする必要があります。しかし、会社員の方には、これはなかなか手間です。
資産調整
資産の再調整ってどうやる?
株が値上がりして、崩れたバランスを整えるために、特定の金融商品を売ったり、買ったりする必要があります。そこで、何度も売買の手続きをするのでは、なかなか骨の折れる作業です。
このように、通常、資産運用をおこなう場合、たくさんの手間と時間がかかります。
そこで「おまかせ投資」という形で「投資一任契約」というものを「証券会社」と結ぶことにより、投資に関する作業を証券会社に「おまかせ」することができます。
「おまかせ投資」はまさに、フォリオに投資を「おまかせ」するサービスです。
おまかせ投資の便利さ!
難しい資産運用はすべてロボットに!
というコンセプトのもとつくられた「おまかせ投資」は、「10秒診断」で診断をおこなうだけで、あなたのリスクレベルに合わせた商品がピックアップされ、丁度よい資産運用プランを見つけることができます。そのまますぐに運用を始められます。
また、運用中の資産は、スマホやPCから「きれいなグラフ」で確認することができます。ぶっちゃけ、一度運用を開始したらほとんど何もすることはありません。
診断ってどんな感じ?
おまかせ投資を始めるにあたって、実際の診断機能をつかってみました。
診断機能は、ロボアド大手各社と比べても、かなりシンプルです。
「年齢・年収・預貯金」を入力すると、すぐ診断結果が表示されます。
相性ピッタリのキャラクターが表示されます。
キャラクターは、それぞれのリスク許容度の象徴です。リスク許容度とは、あなたがどれだけリスクをとれるかの度合いです。リスクについては、下で解説します。
私の場合は、リスクレベルの「やや低」のキャラクター名「ローレンス」と相性がよいみたいです。
その他にもキャラクターが存在し、「全5キャラクター」がいます。
私は、少額ということもあり、今回「チャレンジ運用プラン」のキャラクター名「マーカス」で資産運用にトライしています。
リスクどう考える?
ちなみに「リスク」とは、「値動きの上下変動の大きさ」です。リスクが高ければ、下げ幅も大きいですが、上げ幅も大きいです。
長期で見たら、リスクをとった方が、上げ幅の大きいでよいかもしれません。ただ、下げたときに、「精神的におだやかではない」ので、ある程度安定な運用を考えている人や、自分にとって大きな資産を運用する人は、リスク少なめの安定運用がおすすめです。
自分がとのくらいのリスクレベルが良いのかは、診断結果を利用にすると良いです。
おまかせ投資の手数料ってどのくらい?
手数料は、預けている資産の「年率1.0%」です。
運用額が3000万を超える部分には、年率0.5%の割引料率が適用されます。
「1%って高くない?」と思われるかもしれませんが、おまかせ投資の資産運用は、1年間に5%ほどを目標にするので、決して高いとは思いません。
しかも、多くの証券会社が販売している商品(証券)の手数料は3%ほどが多いです。
そのため、1%という手数料をケチって貯金などを選んでしまうと、資産の活用という大きな魚を逃がしてしまうことになるかもしれません。
手数料は、毎月第三営業日に日別に計算されて引き落とされますので、途中で売却しても利用していない日まで余計にとられる心配はありません。
実際に私の運用状況です!
チャレンジ運用プランのキャラクター名「マーカス」で挑戦しています。
リスク許容度が最も高いので、値下がりと値上がりの幅が大きいです。
実際の私の5ヵ月の運用結果がこちらです。
初回に大きくさがったものの、その後、順調に右肩上がりで成長。現在は、5ヵ月ほどですが、「+7.5%」を実現しています。
余談ですが、画面を開くと、キャラクターが表示されるので「愛着と楽しさ」もあります。
いまは機能としてないですが、市場にあわせて、キャラクターが一言何か話すと面白いかもしれません。
スマホも使いやすい!
スマートフォン用のアプリもありますので、インストールしておくと、こまめに運用状況を確認することができます。公式サイトからダウンロード可能です。
スマホアプリの管理画面も、使いやすくて、わかりやすいです。
運用プランの変更も簡単
やっぱり、他のプランで運用したい!
途中で運用プランの変更も可能です。プランは1つしか選べないために、他プランに変更したい場合には、プランを売却して、新しいプランを購入する形となります。
プラン変更を実行すると、そのタイミングで注文が入ります。相場がしまっていれば、次に相場が開始したタイミングで注文が実行され、プランの変更が完了します。
投資初心者ミナ
私が思うフォリオ「おまかせ投資」のメリット
株ならではの手間・難しさナシ、「金額入れて注文するだけ」
株式投資に関するあるある。
- PER、PBR、配当比率、ROE、自己資本比率などわからない用語だらけ…
- 注文は指値と成行どちらがよいの?
- 証券会社の口座を新規に開設しよう!あれ、特定口座って何?
- 複数の項目を入力するのとにかくめんどくさい
- 自分の口座から証券会社に入金しても反映がなかなかされない
- 約定したけど、どの画面で保有銘柄みるのか?
- 証券会社にログインしようと思ったけど、ID/パスワードがわからない…。
- 下がったけど、売却やそのままか悩む
こういった株式投資に関する手間は、株だけではなく、債権やゴールドの購入など、いたるところで発生します。会社員の方には、かなりの負担になる作業です。
「おまかせ投資」はそういった株式投資をはじめとする資産運用の手間・めんどくささを解決するために、設計しています。そのため、口座開設→入金→購入→運用開始がとてもスムーズで日々のチェックで迷うことがありません。
アプリであれば、スマホのタッチ認証、顔認証でログイン可能で、資産状況をグラフで確認できます。
営業マンに騙されて、変な投資をする心配がない
投資は自己責任なので、セールストークのまま買って → 泣き寝入り…。
大金を持つと、変な虫が寄ってくるということがありますが、大きなお金が動くところには、怪しい営業マンが寄ってくるので注意が必要です。買った不動産が、実はとんでもない欠陥だらけだったなんてこともあるかもしれません。
証券会社にいけば「いまお勧めの株や証券があります!」とセールストークのまま、買った投資商品が大きく値下がり、なんてこともあるかもしれせん。
「おまかせ投資」であれば、世界に分散投資することになるので、買った商品が不良品ということも、怪しい投資商品にセールスマンからださまれることもありません。ただ、世界が常に成長しているとは言え、絶対に上がるわけではないので、その点は勘違いしないでください。
投資に必要な知識がなくてもリスク許容度だけ考えて資産運用が可能
リスク(値動きの大きさ)をどれだけ取るか?難しい問題です。
- FXで大やけどした…。
- 仮想通貨を買ったら、半分くらいになってしまった…。
- 話題のベンチャー企業の株をかってみたけど、20%も値下がり…。
- 配当を目当てに投資したが大きく元本割れ…。
こんな事態もあるかもしれません。
逆に、国債や金を買ってみたけど、ほとんど価値が動かない。20代の投資先としては正しかったのかな….。なんて思う場面もあるかもしれません。
年齢や年収、貯金によって、取れるリスクも変わってきます。「若い時は積極的に運用、現役引退世代は、守りの運用を!」とはいえ、いざはじめると「実際にどれくらいのリスク?」となり、自分でリスクを評価して、適切なリスクを取るのは、至難の業です。
「おまかせ投資」なら「リスク許容度の設定」も簡単に診断できます。
入金と出金がラク
よしっ!投資だ!入金しよう!
と思ったけど証券会社の支店の口座に振り込んで、反映されるのを数日待って….。と待たされますが、フォリオは、ネット銀行から入金が即時に反映されます。
投資しようと思ったその時に、そのモチベーションを保ったまま、投資することができます。手数料もフォリオが負担してくれるので、気にする必要がありません。
出金も1営業日以内に完了する
急にお金が必要になった!
そういった場面でも、市場が開いている間に株を売却して、出金手続きを行えば、1営業日で出金ができます。入院や大きな買い物など、「来週には必要!」といった急な出費にもこれなら安心です。
「おまかせ投資」に慣れたら「テーマ投資」にもチャレンジできる
もっと投資してみたい!
実のところ「おまかせ投資」は、一度設定するとほとんどやることがないので、少し投資を勉強したいという方には、やや物足りないです(ほぼ全自動なので)
そこで、チャレンジしたいのが「テーマ投資」です。テーマ投資は、「自動運転カー」「キャッシュレス決済」など、自分がピンと来たテーマを選んで投資することができる投資サービスです。おまかせ投資をしていれば、口座開設も必要ありません。
個別の銘柄を1つ1つ選定するよりも、信頼性と実績があり、テーマに関連して動く銘柄(企業)をプロが選定してくれているので安心です。利用者は、どのテーマに投資するか、選ぶことで、そのテーマに関連した企業10社に分散投資が可能です。忙しい会社員の方でも、チャレンジできます。
フォリオのテーマ投資関連
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投資ってなんか固いイメージ…。
投資というと、数字と難しい文字が並ぶというイメージですが、「おまかせ投資」は、リスク選定も、資産の推移も視覚的に理解しやすく、投資がグっと、取り組みやすく、わかりやすくなっています。
私が思うフォリオ「おまかせ投資」の注意点・デメリット
投資初心者ミナ
まだ、自動積立(口座引き落とし)機能がない
銀行口座から設定した金額を毎月引き落とすような機能は、まだありません。
サービスができたばかりなのか、現時点では自動での積み立ての機能がありません。そのため、自動的に積み立てたい人は、他のロボアドがお勧めです。
ロボアド比較表
【ロボアド比較表】全5社 ロボアド比較(テオ、ウェルスナビ、フォリオ、楽ラップ、ON COMPASS)具体的にどんな投資商品を買っているかは不明
次の単位でどんな融商品に投資しているか確認できます。
- 株式
- 債権
- 不動産
- コモディティ
- 現金
ポートフォリオ
ただ、株なら「日本なのか、米国なのか、新興国なのか」具体的に投資商品を確認することはできません。この点は、やや不透明かもしれません。テーマ投資は確認可能です。
リバランス(資産配分の再構成)に追加投資が必要なことも
「株が値上がりして、債券が値下がりした」という状況になると、株を売って、債券を買うというリバランス(資産の配分を再構成)が発生します。
リバランスの際に、資金の追加が必要な場合があります。というのも、キリの良い金額で投資商品の購入が難しいからです。
アプリから「おまかせ投資」を開きずらい
「PC用ブラウザ」と「スマートフォン用アプリ」の2つの管理画面がありますが、アプリは、「おまかせ投資」への画面へ移動しずらいです。
管理画面の「資産>テーマ」の一番したにあります。
いくつかのテーマを買っていると、下の方に「おまかせ投資」が隠れてしまうので、やや開きずらいです。
スマホのおまかせ投資ボタン
口座開設がめんどくさくない?
次が、口座開設からテーマ投資をはじめるまでの流れです。
- メールアドレスの登録
- メールアドレス認証
- 各種同意・プロフィールの入力
- 本人確認書類の画像アップロード
- 投資経験や口座設定
- 出金口座や取引パスワードの設定
ここまですぐに完了、そして、通常2~3営業日後
- 簡易書留の受取(所在確認のため)
- ログインして完了
- テーマを選択、入金、購入
入金は、みずほ銀行や三菱UFJ銀行からリアルタイムで入金できます。
その他の銀行は、銀行振込で通常1営業日かかります。
以上が、フォリオの解説でした。
まとめ
今回は、「フォリオ」の「おまかせ投資」をはじめて4ヵ月が経ち、実際に使ってみた感触やメリット・デメリットなどレポートしました。
まとめると以下の点がポイントです。
- 最近、LINE投資やテレビCMで話題になったフォリオ。
- 「テーマ投資」と「おまかせ投資」の2つのラインナップ
- 「おまかせ投資」とは、プロレベルの分散・長期投資を実現するサービス
- 診断は10秒で完了
- とにかく、買う・売る・注文の手間がなくラク
- 少額投資が可能で若い人がはじめやすい
- おまかせ投資の手数料は1.0%
- 実際に私の運用状況は4ヵ月で+7.5%
- スマホでも確認可能
- 運用プランの変更も簡単
- 株ならではの手間・難しさ、フォリオは「金額入れて注文だけ」
- 投資に必要な知識がなくてもリスク許容度だけ考えて資産運用が可能
- 入金はリアルタイム。出金も1営業日以内に完了してスムーズ。
- 「おまかせ投資」に慣れたら「テーマ投資」にもチャレンジできる
- キャラクターがかわいい
- リバランス(資産配分の再構成)に追加投資が必要なことも
- 口座開設は、簡易書留の受取が必要であるが、数日で開設でき、すごく簡単
フォリオは、分散投資を手軽に実現し、投資を身近に、やさしくする「画期的な投資サービス」でした。
投資初心者ミナ
ベテラン投資家ちえじぃ
ぜひ、ロボアドを利用して、資産運用を手堅く試してみてください。それでは!
フォリオの詳細はこちら