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【投資の基礎知識】投資商品の種類(株・債権・不動産・貴金属)

ここでは、投資商品の種類(株・債権・不動産・貴金属)にて解説します。

それぞれ異なった特徴を持ち、値動きします。そのため、複数の投資商品に分散させることで、有事の際の価値減少から資産を守ることができます。

それぞれについて解説していきます。

株式

株は、企業が資金を調達するのと引き換えに発行する有価証券です。
上場という形で取引所に出されているものが私たちの投資対象です。

株式の価格は、取引所の市場価値によってリアルタイムに変動します(買いたい人・売りたい人のバランスの価格)

実は、多くの企業が、株を取引所に上場させておらず、上場企業は、日本企業全体の0.09%と言われています。

株の価格は、企業の成長にともなって動くため、大きな価格上昇も期待できる反面、業績悪化や不祥事による価格下落も予測されます。

基本的に、ハイリスク・ハイリターンの商品です。ただ、個別の株によって、値動きが全く異なるため一概には言えません。非常に価格の安定した企業もあります。

株の価格変動だけでなく、企業から、配当(現金)や株主優待(物、サービス配布)が定期的に出されるため、それを目当てとして購入する投資家も存在します。

一般的に企業の成長にあわせて株価が上昇するため、長期で保有すると安定的な利益が望める投資商品です。

特徴をまとめると

  • いつでも売買が可能。
  • 大きなリターンがある反面。大きなリスクも存在。
  • ハイリスク・ハイリターンの商品。
  • 世の中の景気の変化などにより企業の価値が上下することにより、
  • 売り買いした時の利益がきたいできるのと同時に、業績に応じて
  • 企業から配当を受け取ることができる。
  • 株主優待での還元があるケースも
  • 証券取引所で購入可能

(例)日本株
トヨタ自動車の株
任天堂の株

(例)米国株
ゼネラルモーターズ社の株
アマゾン社の株

先進国株と新興国株

海外株は、先進国の株(アメリカ、ヨーロッパなど)と、新興国の株(中国、インド、ブラジルなど)があります。

新興国の株は、急速な成長が期待でき、先進国株よりも、もっとハイリスク・ハイリターンな投資商品です。ただ、直接購入することは難しい場合が多く、投資信託などを通して、購入する場合が多くなります。

(例)新興国株
野村インド株投資
たわらノーロード新興国株式

債権

国が公共事業や社会保障の予算として、お金を集めることと引き換えに発行される借用証書です。または、企業が設備や事業を大きくしたいけれど、資金がない場合に、発行する場合もああります。

借金なので国や企業は利息を支払います。この利息が債権の金利と言われるものです。

2年、5年、10年などと償還(返済)タイミングが異なる債権があります。

債権は、古くからある投資商品で、国や企業の財政が破綻や倒産しない限り、返済されるため、元本保証のある金融商品という側面も持ちます。(ただし、債権の投資信託の場合は元本割れ有り)

基本的な値動きは、株と反対となることが多く、株との分散投資効果が期待できます。近年は一概に反対といえる動きをしていないこともあります。

特徴をまとめると

  • 借金と引き換えに発行する有価証券
  • 国や企業がお金を集めることと引き換えに発行する一種の借用証書。
  • 国が発行する国債。企業が発行する社債。
  • 債権は発行されてから満期なったら返金
  • 発行後〜満期までは証券会社で売買が可能
  • 売買可能なため、満期まで景気によって値上がりしたり、値下がりしたりする
  • 発行者である国や企業がつぶれない限り元金は保障
  • ローリスク・ローリターンの商品

(例)米国国債
米国債 3ヶ月
米国債 12ヶ月
米国債 30 年

(例)日本国債
日本国債 2年 利回り
日本国債 30年 利回り

不動産(REIT)

不動産は、アパート、マンション、オフィスビル、土地などが対象の商品です。

業者や個人が、不動産を買って、将来の値上がりで売買益を得たり、賃料にて利益を得ることができます。

不動産は多くの投資金額が必要なので、みんなからお金をあつめて、不動産に投資する「REIT(不動産投資信託)」が投資対象として一般的であり、人気です。日本国民の年金を運用する団体(GPIF)は、5%をREITを購入して運用しています。

REITには、比較的安定した家賃収入を元にした配当が得られることに加え、株式と同じように値上がりによる利益も期待できるので、株式と債権の中間的な存在と言われています。

特徴をまとめると

  • 不動産は、アパート、マンション、オフィスビル、土地などが対象の商品
  • 投資信託タイプのREITヘの投資が一般的
  • ミドルリスク・ミドルリターンの商品
  • 実物資産であるため無価値になるリスクが少ない
  • インフレ(紙幣価値の下落)への回避先として有効

(例)J-REIT(日本のREIT)
日本ビルファンド投資法人
ジャパンリアルエステイト投資法人

(例)米国REIT
パインブリッジ米国REITインカムファンド
フィデリティ・USリート・ファンド

貴金属(ゴールド、シルバー、プラチナ)

貴金属は、ゴールド、シルバー、プラチナなどが対象の金融商品です。

宝飾品・電子機器の部品としての昔から価値の保管手段として用いられてきました。現物を買って、保有するタイプの投資も可能でし、貴金属を保有する証券会社が発行する有価証券(投資信託)を買って投資することも可能です。

現物の保有は、保管するための金庫が必要だったり、購入時の手数料が高いというデメリットがありますが、有事の際に確実に価値が保管できる点が良いです。

投資信託としてならば、手数料が安く、一般個人でも簡単に、かつ小さな金額で投資することができる反面、有事の際には、貴金属と本当に交換できるかは不安な面があります。

貴金属は、インフレ(紙幣価値の下落)への回避先として有効です。金に関しては「有事の金(きん)」と言われることもあり、戦争時や不況時などの危機的な状況に、資産価値を保つ手段として有力視されています。(日本円の価値がなくなっても、パンと交換することが可能)

特徴をまとめると

  • ゴールド、シルバー、プラチナなどの実物、または投資信託
  • 実物の場合は、管理・保管のためのコストが高い、投資信託もその影響を少し受ける
  • ミドルリスク・ミドルリターンの商品
  • 実物資産であるため無価値になるリスクが少ない
  • インフレ(紙幣価値の下落)への回避先として有効

金融商品のリスクとリターン

個々の金融商品は、解説の通り、リスク(不確実性)とリターン(利益)が異なります。

あなたが取れるリスクに合わせて、金融商品を組み合わせて資産を持つことが必要です。しかし、自分がどこまでのリスクを許容できるのかという判断は、専門家に依頼しないと難しいところがあります。そのため、ロボアドの診断機能を活用することが有効です。

投資信託とETF

投資信託とETFには別ページで解説しています。

投資信託とは? ETF(上場投資信託)とは?

まとめ

地球全体で見たときに、さまざま金融商品があります。
それらに分散させることで、特定の地域で有事(金融破綻・大不況・自然災害・戦争など)が起こった際に、自分の資産を守ることができます。また、一定のリスクをとることで、その対価として、利益を定期的に得ることができます。

以前は、これらの金融商品に分散させて投資することは、多額の費用・労力・知識が必要でしたが、いまは投資環境が整備され、投資未経験者でもあっても、ロボアドを活用するこで、安心して効果的に分散投資(ポートフォリオ)できます。

ロボアドでは、小額からはじめることができ、分散投資の追加購入からバランス調整をすべて自動で行ってくれます。