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「リスク許容度とは?」リスクとリターンの考え方

ここでは、リスク許容度とは?リスクとリターンの考え方について解説します。

リターンとは

投資金額に対する収益です。
投資した金額を100としたときに、1年後105になったとしたら、5の部分をリターンといいます。
上記の例の場合は、年5%のリターンとなります。
年8%のリターンの投資商品があれば、そちらの方が「ハイリターン」となります。

ただ、ハイリターンの商品は、手数料も高かったりするので注意が必要です。

リスクとは

リスクとは、「ある事象の変動に関する不確実性」を指します。
つまり、思った通りになる可能性が高いものを「リスクが低い」といい、全然、わからない状態を「リスクが高い」とします。
(厳密な定義は、熱い議論になりますが、ここでは理解するためにざっくりと解説します)

そして、投資では、リスクとは「価格の上下幅」のことになります。

「リスク」は「危険」とは少し異なる概念

投資で「リスク」とは英語の意味の「危険」とは少し異なる概念です。
リスクが高いとは、「損失」「利益」にかかわらず、不確実性、つまり、先が読めない、将来どうなるかわからないことが多いということを指します。つまり、価格の上下変動が大きい状態を指します。

預金は、1年後ほぼ価格が変動しないことは、明らかです。銀行の倒産もほとんどないと推測できます。そのため、リスクは低い「ローリスク」です。

一方、宝くじは、当たるか当たらないか全くわかりません。
そのため、リスクが高い「ハイリスク」となります(決して、危険という意味ではなく、不確実性が高いという意)

投資にあたっても、このリスクコントロールが大切です。

MEMO
ちなみに、図では、ほぼプラス・マイナスがゼロの状態ですが、実際は分配金や利息があるため、振れ幅の平均がゼロでも、長期では利益がでることが多いです。
→ 分配金とは

リスク許容度とは

リスク許容度とは「不確実性をどれだけ許せるか」という意味になります。

投資商品の中には、価格変動が大きいもの(リスクが高い)、ほとんど価格が動かないもの(リスクが低い)がありますが、どの度合いをどうするかという程度の確認になります。

リスク許容度が高ければ、価格の上下が大きく、心理的な不安・ストレスも大きくなります。刺激的な投資となります。
また、その反面、高い利益(リターン)が得られる可能性があります。

リスク許容度が低ければ、価格の上下が少なく、心理的な不安・ストレスが少なくて済みます。

また、その反面、利益(リターン)が少ない、あまり面白みのない投資とはなります。確実に増やしたい、預金代わりに投資したいという方にはオススメです。

人によってリスク許容度は異なる

リスク許容度は、人にって異なります。年齢、年収、貯金、借金、生活費、家族構成によって、お金を失ったときに困る度合いが異なるからです。

20代の人が5万円投資するのであれば、最悪ゼロになっても、ダメージは少ないですが、
60代の人が、退職金2000万円をゼロにしてしまったら、人生にかかわる大きな問題となってしまます。
子供を3人持つ、40代のお父さんであれば、妻と子供の人生に影響を与えてしまいます。

リスクを回避するには

リスクを減らす方法は、投資先を分散させることと、投資するタイミングを分けることで、可能です。

分散させることによる、リスクの計算式も存在して「有効フロンティア(複雑な計算)」というものがあります。そういった難しいことは、プロかロボアドにお任せするのがよいです。

まとめ

ここでは、リスク・リターンについて解説しました。

リターンとは、投資金額に対する収益のことで、リスクとは、未来の状況の「不確実性」で、投資では「価格の上下幅」のことです。
人によって、とるべき「リスク許容度」が異なるので、適切なリスク許容度を設定して、投資にのぞむことが有効です。
また、分散投資することで、リスクを回避する(減らす)ことができます。

リスク許容度の診断や、分散投資の計算は、ロボアドにおまかせするのが一番です。プロにお願いすると高くつき、自分でやると時間も労力もかかるためです。